『馬のきもち』を読んだら乗馬が別競技になった話|インストラクターが本気で推す“馬目線”の教科書

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こんにちは😊

乗馬インストラクターのかずまるです🎽

今日はちょっと真面目なテーマでお話ししたいと思います。

それは「馬の気持ちってどうやったらわかるの?」というテーマです🐎

乗馬を始めたばかりの方にとって、これは本当に大きなテーマだと思います。

一緒にじっくり考えていきましょう✨

目次

  1. 🌸①みなさん、馬の気持ち考えたことありますか?
  2. 📖まずはこの本のことを少しだけ紹介させてください
  3. 🔍②問題の本質:なぜ私たちは馬の気持ちがわからないのか
  4. 🌾③馬の気持ちがわからなくなる4つの原因
    1. 原因1️⃣:馬は「被食動物」であることを忘れてしまう
    2. 原因2️⃣:無意識に「圧(プレッシャー)」をかけてしまっている
    3. 原因3️⃣:馬が出しているサインに気づけていない
    4. 原因4️⃣:信頼関係を築くプロセスを飛ばしてしまっている
  5. 🐎馬のサインまとめ:耳・目・尻尾・体でわかる気持ち
  6. 💡④解決方法:馬の気持ちに寄り添うための実践的な考え方
    1. 解決法1:馬の本能を「知識」として頭に入れる
    2. 解決法2:圧をかけず、抜くタイミングを覚える
    3. 解決法3:耳・目・尻尾のサインを観察する習慣をつける
    4. 解決法4:騎乗以外の時間を大切にする
    5. 解決法5:焦らず、馬のペースに合わせる
  7. ✅⑤今日からできる具体的なアクション
  8. 🐴馬の性格タイプ別|気持ちに寄り添う接し方
    1. タイプ1:慎重・臆病タイプ
    2. タイプ2:好奇心旺盛・人懐っこいタイプ
    3. タイプ3:マイペース・落ち着きタイプ
  9. 🎓インストラクターとして僕が大切にしていること
  10. ❓よくある質問
  11. 🌈⑥まとめ:馬の気持ちを知ることは、自分自身を知ることでもある
    1. ✍️この記事を書いた人

🌸①みなさん、馬の気持ち考えたことありますか?

いきなりですが、ひとつ質問させてください。

「馬に嫌われているかもしれない」

そう感じたこと、ありませんか?😢

実は、これを聞いたら驚くかもしれないのですが。

あなたが馬を怖いと感じているのと同じくらい、いえ、それ以上に、馬もあなたのことを怖がっている可能性が高いんです。

意外ですよね😳

あんなに大きくて、力強くて、堂々として見える馬が、まさか人間を怖がっているなんて。

でもこれ、僕が19年間、乗馬と向き合ってきた中で、一番驚いた事実の一つなんです。

馬は本来、肉食動物に狙われる立場の動物です。

体は大きくても、心の中では常に「逃げる準備」をしている、繊細な生き物なんですね。

つまり、乗馬レッスンの最中、緊張してドキドキしているのは、あなただけではないかもしれない。

馬の方も、実は同じくらいドキドキしているかもしれないんです。

そう考えると、なんだか少し、馬のことが愛おしく感じられませんか?🥹

さて、話を戻しますね。

乗馬を始めたばかりの頃って、本当に不安だらけですよね😢

「馬が急に動いたらどうしよう」

「怒らせてしまったらどうしよう」

「私、嫌われてるのかな…?」

そんなふうに、レッスンの前の日から、ドキドキしてしまう方も多いんじゃないでしょうか。

実際、僕のレッスンに来てくださる生徒さんの多くも、最初はこうおっしゃいます。

「馬って、優しそうに見えるけど、本当は何を考えているのかわからなくて怖いです」

その気持ち、僕はとてもよくわかります。

僕自身も乗馬を始めた頃は、全く同じ気持ちでした。

19年前、初めて馬房の前に立った時のことを、今でも鮮明に覚えています。

大きな体、力強い脚、そして何を考えているのか全くわからない、あの黒い瞳。

正直に言うと、怖かったんです😨

「この子は今、何を思っているんだろう」

「僕のこと、どう感じているんだろう」

そんな疑問を抱えたまま、なんとなく感覚だけで乗り続けていた時期もありました。

失敗もたくさんしましたし、馬に嫌われてしまったんじゃないかと落ち込んだ夜もあります。

でも、ある一冊の本と出会って、「馬も人間を怖がっている」というあの意外な事実を知った時、僕の乗馬に対する見方は180度変わりました。

「怖がらせているのは、自分の方だったのかもしれない」

そう気づけたことが、馬との関係を大きく変えるきっかけになったんです。

それが、チェリー・ヒルさんの著書「馬のきもち」です📖

今日は、この本から学んだ大切なエッセンスと、僕自身の19年の実体験を交えながら、馬の気持ちを理解するためのヒントをたっぷりお伝えしていきますね✨

不安でいっぱいのあなたも、この記事を読み終える頃には、きっと馬と向き合うのが少し楽しみになっているはずです🌈

焦らず、ゆっくり読み進めてくださいね😊

📖まずはこの本のことを少しだけ紹介させてください

「馬のきもち(原題:HOW TO THINK LIKE A HORSE)」は、著名な女性騎手であるチェリー・ヒルさんが、長年の研究と経験をもとに書き上げた一冊です。

海外では15万部を超えるベストセラーとなり、日本でも乗馬関係者の間で「教科書」として親しまれています📚

この本の一番の魅力は、馬の身体の仕組みや生存本能といった、いわば「馬という生き物の取扱説明書」を、丁寧に教えてくれるところにあります。

専門用語もたくさん出てきますが、初心者さんでも理解できるように、写真やイラストを交えながらとても丁寧に解説されているのが特徴です。

僕自身も、乗馬インストラクターとして働き始めた頃にこの本を読み込みました。

それまで感覚でなんとなく理解していたつもりだった馬の仕草が、「なるほど、こういう理由だったのか」と、パズルのピースがはまっていくように腑に落ちていったんです😳

例えば、馬が急に頭を上げてピンと固まる瞬間。

以前の僕は「え、なんで急に固まるの?」と戸惑うばかりでした。

でも本を読んでからは、「これは遠くの音や気配を確認している行動なんだな」と、理由を理解した上で対応できるようになりました。

馬の気持ちは「なんとなく」ではなく「理由」で理解できるものなんです。

このことに気づけたのが、僕にとって乗馬人生における大きなターニングポイントでした🐎✨

🔍②問題の本質:なぜ私たちは馬の気持ちがわからないのか

さて、ここからが本題です。

多くの乗馬初心者さんが抱える悩みは、表面的には「馬とうまくコミュニケーションが取れない」というものです。

でも、その奥にある本質的な問題は、実はもっとシンプルなところにあります。

それは、私たち人間と馬とでは、そもそも「世界の見え方」が根本的に違うということです🌏

人間は捕食動物(ホショクドウブツ)、つまり狩りをする側の生き物です。

一方、馬は被食動物(ヒショクドウブツ)、つまり狩られる側の生き物なんです🦌

この違いを頭で理解していないと、私たちはどうしても「自分の常識」で馬の行動を判断してしまいます。

例えば、馬が急に後ずさりした時、「わがままだな」「言うことを聞いてくれない」と感じてしまう方が多いのですが、実際は違います。

馬にとっては、それが命を守るための、ごくごく自然な反応であることがほとんどなんです。

視力も人間とは違います。

馬の視野は左右合わせるとほぼ350度に達すると言われていて、常に周囲の変化を捉えられるようになっています。

その代わり、正面の少し先や足元は死角になりやすく、急に物が視界に入ると驚きやすいという特徴もあります。

こうした身体の仕組みを知らないままだと、「なんで急にびっくりするの?」という疑問が、いつまでも解消されません。

この「そもそもの前提の違い」に気づかないまま乗馬を続けてしまうと、馬との関係はどこかですれ違ったままになってしまいます😥

チェリー・ヒルさんの本でも、まさにこの「馬の本能を理解すること」が、すべての土台になると繰り返し語られています。

僕も19年間、数え切れないほどの馬たちと接してきましたが、断言できます。

表面的なテクニックよりも先に、馬という生き物そのものを理解することが、上達への一番の近道です。

技術的な上達を焦る気持ちはとてもよくわかります。

でも、急がば回れという言葉があるように、まずは馬という生き物そのものへの理解を深めることが、結果的に一番の近道になるんです😊

🌾③馬の気持ちがわからなくなる4つの原因

では、具体的にどうして私たちは馬の気持ちを見落としてしまうのでしょうか。

僕の経験と、本の内容を踏まえて、大きく4つの原因に分けてお話しします🐴

原因1️⃣:馬は「被食動物」であることを忘れてしまう

先ほどもお伝えした通り、馬は野生では肉食動物に狙われる立場の動物です。

そのため、危険を感じるとまず「逃げる」という選択をとります。

視野はなんと350度近くあると言われていて、常に周囲を警戒するようにできているんです👀

初心者さんは、この本能を知らないまま「なんで急に驚くの?」と戸惑ってしまいがちです。

でも実は、物音や急な動きに敏感に反応するのは、馬としてはごくごく自然な行動なんですね。

僕自身も、駆け出しの頃は「なんでこの子はこんなに臆病なんだろう」と悩んだことがあります。

ある日、担当していた馬がビニール袋の音に驚いて大きく飛びのいたことがありました。

その時は正直「そんなことで驚かなくても…」と思ってしまったのですが、後から本能の仕組みを学んで、深く反省しました。

馬にとっては、得体の知れない音や動きは、命に関わる危険信号として認識されてしまうんですね。

被食動物としての本能を理解してからは、驚いた馬に対して「怖がらせてしまってごめんね」と、心から寄り添えるようになりました🥹

原因2️⃣:無意識に「圧(プレッシャー)」をかけてしまっている

これは初心者さんが本当に見落としがちなポイントです。

人間は無意識のうちに、視線・姿勢・声のトーン・体の動きで、馬に対して「圧」をかけてしまっています。

たとえば、馬の目をじっと見つめ続けたり、急ぎ足で真正面から近づいたりする行動。

人間同士では何気ない動作でも、馬からすると「威圧されている」「狙われている」と感じてしまうことがあるんです😱

僕も新人インストラクター時代、良かれと思って馬にぐいぐい近づいていったら、サッと後ずさりされてしまった経験があります。

その時は正直へこみました…。

「せっかく仲良くなりたいのに、なんで逃げられちゃうんだろう」と、何度も自問自答しました。

でも後から学んで気づいたんです。

肉食動物は、獲物に対して正面から真っ直ぐに、視線を外さず近づくという習性があります。

馬にとって、人間のそういった動きは、無意識のうちに肉食動物の狩りの動きと重なって見えてしまうことがあるんですね。

馬にとっての「優しさ」は、人間にとっての「優しさ」とは、表現の仕方が違うんだということを。

この気づきを得てから、僕の馬との接し方は大きく変わりました。

原因3️⃣:馬が出しているサインに気づけていない

馬は言葉を話せない代わりに、耳・目・尻尾・体の緊張感で、たくさんのメッセージを送ってくれています📡

例えば、耳をピンと立てて前に向けている時は、興味を持っている合図。

耳をぺたんと後ろに伏せている時は、警戒や不快感のサインであることが多いです。

尻尾をゆったり揺らしている時と、イライラして激しく振っている時とでは、意味が全く違います。

目の様子にも注目してみてください。

普段は見えない白目の部分がチラッと見える時は、緊張していたり、不安を感じているサインであることが多いです。

反対に、目を細めてリラックスしている時は、心地よさを感じている証拠です。

こうしたサインの一つ一つに気づけるかどうかで、馬との関係性は大きく変わってきます。

初心者さんのうちは、どうしても「自分がどう乗るか」に意識が向きすぎてしまい、馬からのサインを見逃しがちです。

でも本当は、馬の方が先にたくさんのメッセージを送ってくれているんです。

僕たちがそれに気づいてあげられるかどうか。

それだけの違いなんですよね🍀

原因4️⃣:信頼関係を築くプロセスを飛ばしてしまっている

最後の原因は、少し耳が痛い話かもしれません。

乗馬を「早く上達したい」「早く走れるようになりたい」と焦るあまり、馬との信頼関係を築くステップを飛ばしてしまうケースです。

チェリー・ヒルさんの本の中でも、馬との関係は一朝一夕には築けない、時間をかけて積み重ねていくものだと語られています。

騎乗の技術ばかりに目が向いてしまうと、馬をただの「乗り物」として扱ってしまいがちです。

でも馬は感情豊かで、記憶力も優れている動物です🧠

してもらった良いことも、嫌だったことも、ちゃんと覚えています。

信頼関係というのは、日々のブラッシングや声かけ、餌やりといった、地道な積み重ねの先にあるものなんです。

僕がこれまで見てきた「馬に好かれる人」に共通しているのは、決して騎乗技術が飛び抜けているわけではないということ。

むしろ、馬との時間を大切に、丁寧に積み重ねている方ばかりでした☺️

技術は後からいくらでも伸びていきますが、信頼関係の土台がないと、その技術も馬にはうまく伝わらないんですね。

🐎馬のサインまとめ:耳・目・尻尾・体でわかる気持ち

ここで少し、馬のサインについて整理してお伝えしますね📝

これを知っているだけで、レッスン中の見え方がガラッと変わりますよ😊

耳のサイン

耳が前を向いている時は、興味や集中を示しています。

耳がキョロキョロと左右別々に動いている時は、不安や落ち着きのなさのサインです。

耳がぺたんと後ろに伏せている時は、警戒・不快感のサインなので、無理に近づかず様子を見ましょう。

目のサイン

目を細めている時はリラックスしている状態です。

白目がちらりと見える時は、緊張や不安を感じている可能性が高いです。

尻尾のサイン

ゆったりと揺らしている時は落ち着いている証拠です。

激しく振り回している時は、イライラや不快感を示していることが多いです(ただし虫を払っているだけのこともあるので、他のサインと合わせて判断しましょう)。

体の緊張感

体全体がこわばっている時は緊張のサイン、力が抜けてリラックスしている時は安心しているサインです。

大切なのは、これらのサインを一つだけで判断せず、耳・目・尻尾・体の緊張感をセットで観察することです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ観察していくうちに、必ず「あ、今こう思ってるな」とわかるようになってきます😊

💡④解決方法:馬の気持ちに寄り添うための実践的な考え方

原因がわかったところで、ここからは具体的な解決方法をお伝えしていきますね🌟

解決法1:馬の本能を「知識」として頭に入れる

まず大切なのは、感覚だけに頼らず、馬という生き物の本能や身体特性を「知識」として学ぶことです。

チェリー・ヒルさんの本のように、体系立てて馬のことを学べる本を一冊手元に置いておくのは本当におすすめです📘

知識があると、馬が驚いたり、逃げようとしたりした時にも、「あ、これは本能的な反応なんだな」と冷静に受け止められるようになります。

感情的にならず、客観的に馬を見られるようになることが、信頼関係の第一歩です。

解決法2:圧をかけず、抜くタイミングを覚える

馬とのコミュニケーションで大切なのは、「圧をかける」ことと同じくらい、「圧を抜く」ことです。

例えば、馬に近づく時は、正面からまっすぐではなく、少し斜めから、円を描くようにゆっくり近づいてみてください。

視線も、じっと見つめ続けるのではなく、時々そらしてあげることで、馬は安心しやすくなります。

声のトーンも意識してみましょう。

低く落ち着いた声で話しかけると、馬は安心しやすい傾向があります。

馬に安心感を与えられる人は、必ず馬から信頼されます。

これは僕が19年間、数々の馬たちと接してきて、実感していることです。

解決法3:耳・目・尻尾のサインを観察する習慣をつける

レッスンの最初の数分だけでもいいので、馬の耳・目・尻尾の様子をじっくり観察する時間を作ってみてください👀

最初は「よくわからないな」と感じるかもしれません。

でも、続けていくうちに、少しずつ「あ、今こう思っているのかも」というのがわかるようになってきます。

これは特別な才能ではなく、誰でも練習すれば身につくスキルです。

解決法4:騎乗以外の時間を大切にする

信頼関係は、鞍の上だけで築かれるものではありません。

ブラッシングをしてあげる時間、鼻先に優しく手を伸ばして匂いを覚えてもらう時間、名前を呼んであげる時間。

そうした地道な時間の積み重ねが、馬との絆を深めてくれます🐴💕

僕が担当しているレッスンでも、初心者さんには必ず、騎乗前後のスキンシップの時間を大切にしてもらうようにお伝えしています。

解決法5:焦らず、馬のペースに合わせる

最後にお伝えしたいのは、「焦らない」ということです。

信頼関係は、一度のレッスンで築けるものではありません。

馬にもそれぞれのペースがあり、人懐っこい子もいれば、慎重な子もいます。

馬のペースに合わせてあげられる余裕こそが、実は一番の上達の近道なんです。

✅⑤今日からできる具体的なアクション

ここまで読んでくださったあなたに、今日から実践できる7つのアクションをまとめました📝

1. 馬に近づく時は、正面からまっすぐではなく斜めからゆっくりと

急に近づかれると、馬もびっくりしてしまいます。

2. 触れる前に、鼻先に手を差し出して匂いを覚えてもらう

これは馬にとっての「自己紹介」のようなものです🐴

3. レッスンの最初に、耳・目・尻尾の様子を観察する時間を1分だけ作る

たった1分の観察が、馬との距離をぐっと縮めてくれます。

4. 騎乗後は、必ず「ありがとう」の気持ちを込めてブラッシングする

言葉は通じなくても、気持ちはきっと伝わります✨

5. 馬に関する本を1冊、手元に置いてみる

チェリー・ヒルさんの「馬のきもち」は、初心者さんにも読みやすい内容になっているので、特におすすめです📖

6. 低く落ち着いた声で話しかける習慣をつける

声のトーン一つで、馬に与える印象は大きく変わります。

7. うまくいかなくても、自分を責めすぎない

馬との関係づくりには時間がかかります、焦らず、楽しみながら向き合いましょう😊

これら7つは、特別な技術も、特別な時間もいりません。

今日のレッスンから、すぐに実践できることばかりです😊

🐴馬の性格タイプ別|気持ちに寄り添う接し方

馬にも、人間と同じように一頭一頭違う性格があります。

同じ「馬」でも、接し方の正解は少しずつ違うんです😊

ここでは、代表的な3つの性格タイプ別に、気持ちに寄り添うヒントをお伝えしますね。

タイプ1:慎重・臆病タイプ

新しいものや人に対して、まず警戒心を見せるタイプです。

このタイプの馬には、とにかく「急がない」ことが一番大切です。

いきなり触ろうとせず、少し離れた場所から声をかけ、馬の方から興味を持ってくれるのを待つ姿勢が効果的です。

僕が担当していた馬の中にも、こうした慎重なタイプの子がいました。

最初の数ヶ月は、なかなか心を開いてくれませんでしたが、毎日欠かさず同じ時間に声をかけ続けたところ、ある日ふと、自分から鼻先を寄せてきてくれたんです。

その瞬間の嬉しさは、今でも忘れられません🥹

タイプ2:好奇心旺盛・人懐っこいタイプ

初対面でもすぐに近づいてきてくれる、フレンドリーなタイプです。

このタイプは一見扱いやすそうに見えますが、実は注意も必要です。

人懐っこい分、馬の方が「自分の方が優位だ」と勘違いしてしまうことがあるからです。

甘やかしすぎず、きちんとルールを教えてあげることも、信頼関係には欠かせません。

タイプ3:マイペース・落ち着きタイプ

物事にあまり動じず、どっしりと構えているタイプです。

このタイプは安心して乗馬を楽しめる反面、こちらの合図が伝わっているのか不安になることもあるかもしれません。

性格タイプを見極めて、それぞれに合った距離感で接してあげることが、上達への大切なステップです。

チェリー・ヒルさんの本でも、馬の個体差を理解した上で接することの重要性が繰り返し語られています。

「この馬にはこのやり方」という決まったマニュアルはなく、目の前の一頭一頭としっかり向き合う姿勢こそが大切なんですね🐎

🎓インストラクターとして僕が大切にしていること

最後に少しだけ、僕がインストラクターとして日々大切にしていることをお話しさせてください。

それは、「馬にも生徒さんにも、同じように丁寧に向き合う」ということです。

初心者さんは、レッスン中どうしても「うまく乗れているかな」「変な癖がついていないかな」と、技術面ばかりが気になってしまいます。

でも僕は、まず馬の気持ちを一緒に感じてもらうことを大切にしています。

なぜなら、技術は後からいくらでも伸ばせますが、馬への理解と思いやりは、乗馬人生の土台になるものだからです。

生徒さんが「今日、馬が甘えてくれた気がします」と嬉しそうに話してくれる瞬間が、僕にとって一番幸せな瞬間です😊

そんな瞬間を、一人でも多くの方に体験してほしいと思いながら、日々レッスンをしています。

❓よくある質問

ここで、生徒さんからよくいただく質問にもお答えしますね😊

Q1. 馬に嫌われているような気がします。どうしたらいいですか?

多くの場合、それは「嫌われている」のではなく、馬がまだ警戒している段階であることがほとんどです。

焦らず、スキンシップの時間を少しずつ増やしていきましょう。

Q2. 本を読むだけでも意味がありますか?

はい、意味があります。

知識があるだけで、レッスン中の馬の行動の見え方が大きく変わってきます。

Q3. 怖くて馬に近づけません。

その気持ち、とても自然なことです。

いきなり距離を縮めようとせず、まずは離れた場所から馬の様子を観察することから始めてみてください。

Q4. 馬のサインが、どうしても覚えられません。

一度に全部覚えようとしなくて大丈夫です。

まずは「耳」だけに注目する、というふうに、一つずつ観察するポイントを絞ってみてください。

慣れてきたら、少しずつ観察するポイントを増やしていけば十分です。

Q5. 同じ馬でも、日によって態度が違う気がします。

その通りです、馬にも人間と同じように、その日の体調や気分があります。

天候や周りの環境によっても、機嫌が変わることは珍しくありません。

「今日はこういう気分なんだな」と受け止めてあげる余裕を持てると、乗馬がもっと楽しくなりますよ😊

🌈⑥まとめ:馬の気持ちを知ることは、自分自身を知ることでもある

ここまで、「馬のきもち」という本を軸に、馬の気持ちを理解するための考え方をお伝えしてきました。

長くなりましたが、最後まで読んでくださって本当にありがとうございます🙏

僕が19年間、乗馬と向き合い続けて感じているのは、馬の気持ちを理解しようとする過程は、実は自分自身と向き合う過程でもあるということです。

馬は、こちらの緊張や不安を、鏡のように映し出してくれる生き物です。

だからこそ、馬と向き合う時間は、自分の心の状態にも気づかせてくれる、とても貴重な時間なんです🪞

焦らなくて大丈夫です。

馬との信頼関係は、今日、明日で築けるものではありません。

でも、あなたが馬の気持ちに寄り添おうとする気持ちは、必ず馬に伝わります。

不安でいっぱいだった乗馬デビューの日から19年。

僕は今でも、馬と接するたびに新しい発見があります。

だからこそ、この趣味はやめられないんですよね😊🐴

もしまだ「馬のきもち」を読んだことがない方は、ぜひ手にとってみてください。

きっと、あなたの乗馬ライフがもっと豊かなものになるはずです🌸

一頭一頭の馬と過ごす時間は、決して同じものは二つとありません。

今日出会った馬の気持ちも、明日出会う馬の気持ちも、それぞれ違う表情を見せてくれます。

その違いを楽しめるようになった時、乗馬という趣味は、もっともっと奥深く、豊かなものになっていくはずです😊

これからも、あなたと馬との時間が、素敵なものでありますように🐴✨

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

次回の記事もお楽しみに😊✨


✍️この記事を書いた人

かずまる|乗馬インストラクター

乗馬歴19年。

初心者さんが安心して馬と向き合えるレッスンを心がけています。

「馬の気持ちを知ることは、自分自身を知ること」をモットーに、日々馬たちと向き合っています🐴

このブログでは、乗馬初心者さんの不安に寄り添いながら、実践的な情報を毎日発信しています。

ぜひ、また遊びに来てくださいね😊✨


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