憂鬱でなければ、仕事じゃない』を読んで分かった「本気で働く」ための5つの視点

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モヤモヤした気持ちを感じながら、職場に向かう日々

誰もが必ず一度は通る道です。

ふらっと寄った書店で偶然この書籍に出会いました。

『憂鬱でなければ、仕事じゃない』

毎日仕事が憂鬱だよ!当たり前やん!

と心の声が聞こえました。

でも、なぜかこの書籍が気になり、気づけばレジに向かっていました。

あの頃の僕にとって仕事🟰嫌なことという感覚でした。

この本は、ただのビジネス書ではありません。

「本気で働くとはどういうことか」

「成果を出す人は何を大切にしているのか」

その本質を深く、鋭く突きつけてくれる一冊です。

読み進めるうちに、

「頑張ることがつらいからダメなのではない」

「むしろ、憂鬱をの中にこそ仕事の本質がある」

という真理に気付かされ、自然と仕事に対する姿勢が変わっていきました。

この記事では、本書の心に残った言葉を5つにまとめました。

「明日からすぐに仕事で活かせる行動」 まで分かりやすく紹介したいと思います。

目次

①本の簡単な紹介

『憂鬱でなければ、仕事じゃない』は、ビジネス界で多くの実績を持つ2人の経営者による対談形式のビジネス書です。“仕事の本質”や“プロフェッショナルとしての姿勢”、そして“成果を出す人が持つ考え方”を、率直でリアリティある言葉で語っています。

やる気が出なかったり、悩んだ時にこの書籍が必ずあなたの助けになることでしょう。

仕事だけではなく、「人生とは」、「人として」という部分にも触れています。

人間としての基本的な部分にも触れていて、人生の指南書のような本です。

②やる気にさせる言葉5選

■1.苦境こそ覚悟を決める一番のチャンス

以下引用

逆境は自分を磨く最大のチャンスである。

くぐり抜けることで度量は格段に大きくなる。

それはどんな訓練よりも、潜在能力をひきだしてくれる」

逆境に立たされると、人は目を背けたり、逃げたくなります。

一流のビジネスマンはこの修羅場を逃げることなく乗り越えていきます。

一流かそうでないかを分ける要素は

『覚悟を決めることができるか』

です。

覚悟を決めて、絶対にやり切るという強い気持ちが、逆境を乗り越える原動力になります。

■2.ノーペイン、ノーゲイン

以下引用

painには、苦痛と努力の意味がある。

努力とは、血と汗を伴うものだ。

それによって購われたものは、自分の体の一部のように、いとおしいにちがいない。

ここで強調されていることは、過去の成功体験に胡座をかいていると、新しく得られることはないということでしょう。

そのままだとやがて衰退していきます。

そうならないためには苦痛を伴うが、1歩進むことで新しい何かが生まれるに違いないです。

■3.小さなことにくよくよしろよ

以下引用

「神は細部に宿る」という建築家の言葉は、仕事にもあてはまる。

つい、見過ごしてしまうものにこそ、ことを左右する鍵がある

「小さなことにくよくよするな」

という落ち込んだ人を励ます言葉がありますが、仕事に関しては当てはまりません。

小さなことができていない人に大きなことはできないし、そもそも大きな仕事を任せられることはないでしょう。

小さな仕事を完璧にこなすことで、人から認められて、「あいつに任せれば間違いない」と思われるようになりまふ。

するとより大きな仕事をさせてもらえるチャンスが生まれます。

僕もそういう仕事の仕方をしたいと思うようになりました。

■4.努力は自分、評価は他人

以下引用

甘えは本来、他者に向けられるものである。

しかし、仕事での甘えは、自分へのものであることが多い。

その落とし穴に気づくことが、成熟の証である。

長年働いていて、気づいたことがあります。

結局は、仕事において目に見える結果を出さないと、評価されることはないということです。

プロセスが良くても結果が悪ければ、評価されないし、逆に結果が良ければプロセス自体が上手くいかなくても問題ないはずです。

プロセスを評価て欲しいという考え方は甘えであり、プロとして成熟していないということをこの言葉で理解しました。

■5.憂鬱でなければ、仕事じゃない

以下引用

憂鬱。好む人間はいない。

しかし一方で、憂鬱は大きな反発力を生む。

それに気づいた時、憂鬱は間違いなく仕事の糧となる。

楽な仕事をずっとこなしているよりも、憂鬱になる仕事にこそ価値があると両者は言っています。

先が見えなくて、恐怖におののく場面こそ人として成長するチャンスです。

憂鬱を乗り越えた先に自分の成長は約束されていると言っても過言ありません。

逃げずに立ち向かいましょう。

③実践できること

■1.「憂鬱だ」と感じたらチャンスだと思う

面倒・不安・疲れ――

どんなマイナスも「成長の前ぶれ」と捉えて、一歩を踏み出すようにします。

まずは 5分だけやる など、小さな行動から始めると効果的です。

■2.自分が求められている役割を明確にする

「自分は今、何を求められているのか?」

これを毎日1度、メモに書く習慣をつけると、行動の質が一気に変わります。

■3.1つの仕事を“最後までやり切る”体験を作る

小さな仕事でも良いので、

「徹底してやった」経験を増やすこと。

これは仕事の自信をつくる最短ルートです。

■4.言い訳を「ひとつだけ減らす」

環境や他者のせいにしたくなる時こそ、

「今日は言い訳を1つやめる」

この小さな決意が、覚悟の第一歩になります。

■5.努力のプロセスを“見える化”する

毎日の仕事の振り返りや、学んだことをメモに残すことで、

自分の成長を客観的に見られるようになります。

努力を見える化すると、継続しやすくなり、成果も出やすいです。

④まとめ

働いていると、今日はやる気が出ないなとか、辞めたいなとかネガティブな考えが頭に浮かんできてしまうことがあると思います。

この書籍の中には座右の銘になるような名言が散りばめられています。

上手くいかない時ほどそういった名言に僕は今まで支えられてきました。

皆さん人生の羅針盤として、何度も読み返してみてください。

きっと1歩前向きな自分に出会えるはずです。

では!

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