【書評】『たった一人の熱狂』 圧倒的努力で人生を切り開け!!

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仕事や人生で挫折したり、孤独で夜も眠れない

生きていると、良いこともあれば悪いこともあります。

悪いことほど記憶に残り、重くのしかかってきます。

この鬱々とした思いをどうすればいいのか。。。

そんな時にこの「たった一人の熱狂」著者 見城徹 が助けてくれるはずです。

この本は著者の幻冬舎社長の見城徹氏が執筆した書籍で、人生に疲れた時に自分を奮い立たせてくれるメッセージが散りばめられています。

今回はこの書籍を取り上げたいと思います。

この本を読むと、沈んだ気持ちが浮き上がり、「よし、頑張ろう!」と思えるようになります。

目次

①本の簡単な紹介

この著書は幻冬舎社長の見城徹氏が書いたもので、強い言葉の中に人間味があふれた中毒性のあるものであふれています。

努力、熱量、GNO(義理、人情、恩返し)、熱狂など、今の時代では暑苦しいと言われかねない言葉が並びます。

AI、スマホ、ネット、リモート、など人と関わることも減り、効率化が叫ばれる時代だからこそ、このような人間味あふれたこの本がみなさんに寄り添ってくれるのではないでしょうか?

②心に残った5つの言葉

  • 1.なぜ仕事に熱狂するのか                                                                                

仕事とは、後戻りできずに、一方通行で死に向かっている虚しさを紛らわす重要な一要素だ。

仕事は辛く苦しい。しかし、労働によって社会と世界に新しい価値観想像をせず、対社会、対世界の関わりを失った生き方のほうがよっぽど苦しいに決まっている。

少なくとも僕は、そんな上っ面の虚しい生き方は絶対にしたくない。

→ただなんとなく、毎日の仕事をこなしている僕も含めて多くの人は、このような思考に中々ならないだろうと思います。

人は誰でも必ず死にます。その現実を受け止めたうえで、前進していく見城氏の覚悟を感じた言葉です。

自分も仕事で上手くいかず、落ち込んだ時にこと言葉を聞いて、いつか死んでしまうその時まで、一生懸命に生きていきたいと思います。

  • 2.結果が出ない努力に意味はない

努力することに意味があるなどというのは単なる人生論であって、仕事に関して言えば「成功」という結果が出ない努力に意味はない。

圧倒的努力とは何か。

人が寝ている時に寝ないで働く。

人が休んでいる時に休まず働く。

どこから手をつけたらいいのか分からない膨大なものに、手をつけてやり切る。

できるかできないかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決するのだ。

→すごく強い言葉です。

人はなにかにつけて、できない言い訳をしがちです。

上司が無能だから仕事が進まないよ

部下が仕事ができないから結果が出ない

自分自身の努力不足を人のせいにして逃げてばかりです。

人のせいにすることなく、自分が圧倒的努力をしていれば、結果は必ずついてきます。

努力することに意味を持たせるには結果を残すしかないです。

  • 3.自己検証、自己嫌悪、自己否定なき所に成長なし

「あなたのセールスポイントは何ですか」と問われれば、僕は「自己嫌悪」ですと答える。自分がダメになっていることを自覚できない人間はダメだと思っている。

年齢を重ねるにつれて社会的地位を得れば、人間は誰しも慢心する。

「自分はダメになってしまった」と自覚し、自己評価をあえて下げる。

そうすれば、人はそこから成長できる。

自己検証、自己嫌悪、自己否定がないところに進歩は無い。

→現状の自分に満足せずに、自己検証、自己嫌悪、自己否定をしていかないと、人は成長することができないと思います。

常に自分に足りない部分を模索し、自分はまたしてもダメな人間になってしまったと自覚することで、永遠に成長していくことができるのではないでしょうか。

  • 4.小さなことこそ真心込めろ

仕事ができない人間の共通点は、自分に甘いこと。

思い込みが強いこと。

小さなこと、片隅の人を大事にしないこと。

約束を守らないこと。

時間に遅れること。

他社への想像力が足りないこと。

小さなことを大切なことにするだけで、人生は大きく変わっていくはずだ。

神は細部に宿るのだ。

→耳の痛い話ですが、すべて基本的な事であり、できていない人が多いのではないでしょうか。

小さなことをおろそかにせず、地道に一つ一つを丁寧に実行していくことで、人生が開けていくと思います。

  • 5.GNOは絶対死守

GNO(「義理」「人情」「恩返し」の頭文字)こそが、仕事においても人生においても最も大事だと思っている。

相手の心をつかみ、いざという時に力になってもらうにはどうすればいいか。

「あの時良くしてもらった」「お世話になった」と相手に思ってもらうことが大切なのだ。

GNOをごまかしたか、ごまかさなかったかは、自分が一番良く知っている。

GNOに生きるのは疲れるが、同時に清々しい。

義理と人情と恩返しを、重んじてたとえ損したとしてもそれに殉じたい。

小さなことにクヨクヨし、小さなGNOを死守するのだ。

→これも基本的なことであり、普遍的なことです。

人のためにできることを考え抜き、受けた恩はしっかり返す。

簡単なようで簡単にできることではないです。

常に相手の立場になって考えられないと、GNOを死守することは不可能です。

日常からGNOを意識して生きていると見えている世界が変わると思います。

③まとめ

僕は社会人になって18年目になりますが、毎日必死で挫折に打ちのめされる日々を送っていました。

何度仕事を辞めて楽になろうか。。。

そんな時にこの著書に出会いました。

この本を読むと、軟弱な自分に失望し、そして、まだまだやれる!と奮い立たせてくれます。

圧倒的努力でいつでも人生を好転させられると、根拠のない自信を持てるようになりました。

本当にこの本には何回も助けられました。

是非、みなさんも手に取って一緒に熱狂しましょう!!

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