「踵下げてください〜」
乗馬をしていると、必ず1回は言われるフレーズです。
足が前に流れて、
✔ 鞍の上で不安定
✔ 立つと前につんのめる
✔ 先生に何度も注意される
✔ 自分だけできてない気がする
これ、初心者さんあるある中のあるあるです。
実際、僕がこれまで指導してきた中で、9割以上の初心者が同じ悩みを抱えていました。
安心してください。
あなたのセンスがないわけでも、筋力不足でもありません。
足が前に流れるのには
✔ 明確な「原因」
✔ 正しい「体の使い方」
✔ 今日からできる「改善法」
があります。
この記事では
・なぜ足が前に出るのか
・「踵を下げる」ができない本当の理由
・鐙に体重が乗る感覚
・乗馬前5分でできるストレッチ
を、写真なしでもイメージできる言葉で徹底解説します。
読み終わる頃には
👉「次のレッスン、ちょっと楽しみかも」
そう思ってもらえるはずです🔥

目次
解決策9選
解決策① 足が前に流れる最大の原因は「姿勢」
まず大前提。
足だけを直そうとしても、絶対に直りません。
足が前に流れる人の共通点👇
・上体が後ろに倒れている
・骨盤が寝ている
・腰が丸まっている
これ、全部無意識です。
🧠【実体験】
僕自身、若い頃は「踵下げろ!」と言われ続けましたが、
実は原因は上体が後ろに逃げていたことでした。
👉 解決ポイント
・耳
・肩
・腰
・踵
が一直線になるイメージを持つだけで、
足は自然と「前に行きづらく」なります。
鏡を見たり、自分自身の騎乗動画を撮ってもらったりして、客観的に自分の姿勢を見直してみましょう!
解決策② 「踵を下げる」は意識しない
いきなり核心いきます。
踵は下げようとして下がりません。
踵が下がる人は
👉 結果として下がっているだけ。
初心者さんが
「踵をグッと下げる」
↓
ふくらはぎがガチガチ
↓
足が前に流れる
この悪循環、めちゃくちゃ多いです。
👉 意識するのは
「踵」じゃなく「体重の向き」。
解決策③ 鐙に「立とう」としない
足が前に流れる人ほど
鐙で立とうとします。
でも正解は
❌ 立つ
⭕ 乗る
🧠【レッスンあるある】
「鐙に立ってみて!」
と言うと、前につんのめる人がいます。
👉 正しい感覚
・踵で踏まない
・足裏全体でそっと乗る
・体重は真下にストン
エレベーターに乗る感覚に近いです。
解決策④ 太ももで挟まない
これ、かなり重要⚠️
太ももでギュッと挟む
↓
膝が上がる
↓
足先が前へ
↓
踵が上がる
完全に負のループ。
👉 正解は
太ももは「乗せる」だけ
挟むのは膝じゃなく、内ももを軽く添えるイメージ。
解決策⑤ 足首を柔らかくしようとしない
意外かもしれませんが、
足首は柔らかくしようとしなくてOK。
無理にストレッチすると
・力む
・引っ張る
・逆に固まる
👉 ポイント
足首は
「勝手に動く場所」
として放置でOK。
解決策⑥ 鐙の長さを見直す(超重要)
初心者さん、
鐙が長すぎる率が高いです。
長すぎると
・足が前に行く
・体重が乗らない
・立てない
👉 目安
鐙に足をかけて
・膝が軽く曲がる
・かかとが自然に落ちる
これだけで世界変わります。
解決策⑦ 鞍の「一番深い場所」に座る
足が前に流れる人は
鞍の前 or 後ろに座りがち。
👉 正しい位置
・お尻が「ストン」と落ちる
・腰が立つ
・太ももが自然に下がる
この位置に座れると
何もしなくても足が安定します。
鞍は騎乗者がバランスを取って、シートできるように設計されています。
解決策⑧ 乗馬前5分ストレッチ(超簡単)
やるのはこの3つだけ👇
① 太もも前ストレッチ
→ 足が前に流れる最大原因
② 股関節回し
→ 足が自然に下がる
③ ふくらはぎ軽く伸ばす
→ やりすぎ注意⚠️
※「気持ちいい」で止めるのがコツ。
解決策⑨ 「できない自分」を責めない
最後に一番大事なこと。
足が前に流れるのは
👉 上達途中の証拠。
できてないから練習してる。
できないから乗ってる。
🧠【18年指導してきて確信してること】
足が前に流れて悩む人ほど、
ちゃんと考えて、ちゃんと上達します。

③ まとめ
「踵下げて」ができないあなたへ。
それは
❌ 努力不足
❌ センスなし
じゃありません。
✔ 姿勢
✔ 体重の乗せ方
✔ 力の抜き方
これが分かれば、
足は勝手に安定します。
次のレッスンでは
「踵下げなきゃ!」じゃなく、
👉「真下に体重を落とそう」
👉「楽に座ろう」
この2つだけ思い出してください。
馬の上で
「あ、今ちょっと楽かも」
その瞬間が必ず来ます🐎✨
あなたの乗馬、ちゃんと前に進んでます。
一緒に、少しずついきましょう🔥



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