「自分にはできない」「どうせ無理」と思って行動を止めてしまうことはありませんか?
そんな時に背中を押してくれるのが、星渉さんのベストセラー『神メンタル』です。
本書では「心を操れば人生は思い通りになる」というテーマのもと、脳科学と心理学をベースに、誰でも実践できる思考法や習慣が解説されています。
この記事では『神メンタル』の内容を簡単に紹介し、要点を5つにまとめた上で、感想と実生活への活かし方をシェアします。
目次
本の簡単な紹介
『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』は2018年に出版され、自己啓発ジャンルの中でも長く読まれている一冊です。
著者の星渉さんは、起業家や経営者のメンタルコーチとして活動しており、本書では「自己肯定感を高め、望む未来を実現する方法」を脳科学・心理学の観点からわかりやすく解説しています。
キャッチコピーは「心を変えれば人生が変わる」。実際に読んでみると、抽象論ではなく「どう考え、どう行動すればよいか」が具体的に書かれているのが特徴です。
本の要約|要点5つ
① 人生は「心の状態」で決まる
どんな出来事も「捉え方」で意味が変わります。失敗を「学び」と受け止めれば前に進めるし、「自分には才能がない」と決めつければ成長は止まります。
大切なのは「事実」ではなく「意味付け」。心の状態を整えることが、充実した人生の第一歩です。
常に前向きな気持ちで物事に取り組んでいると、どんな出来事も意味を後付けすることができます。
② 脳は「イメージした未来」を現実にする
脳にはRAS(網様体賦活系)と呼ばれるフィルターがあり、「意識したもの」しか認識しなくなります。
「お金が欲しい」と思っている人よりも「月収30万円を達成する」と明確に描く人の方が、脳が必要な情報を集め、チャンスを引き寄せやすいのです。
より具体的なイメージの方法として、「こうなりたいという画像」を1日1回見るというものがあります。
見ることで、自動的に行動できるように脳は設計されています。
僕もスマホの待ち受けになりたい自分の未来像を設定して、毎日見るようにしています。
③ 自己肯定感が最強の武器
自己肯定感とは「ありのままの自分を認める力」。これが低いと挑戦できず、高いと困難にも立ち向かえます。
自己肯定感を高める方法として、本書では「小さな成功体験を積む」「過去の失敗を責めず学びに変える」ことが提案されています。
具体的な行動としては1日5分読書をする、腹筋を1日1回する、ブログを1日5分触る等なんでもいいと思います。
その少しずつ継続することが、後の成功につながってくると思います。
④ 行動することでしか現実は変わらない
どんなにポジティブ思考を持っても、行動しなければ意味がありません。
行動を習慣化するために有効なのが「環境づくり」。仲間や周囲の影響を利用することで、行動の継続率は大きく上がります。
行動していくことで、モチベーションも生まれてくるし、継続していくことが楽しくなってきます。
そうなれば、半ば自動的にどんどん行動していくことができると思います。
⑤ 望む未来は「言葉」と「習慣」で作られる
人は日々の言葉や習慣に大きく影響されます。「どうせ無理」ではなく「できるとしたらどうする?」と自分に問いかけること。
また、毎日の小さな習慣が未来を形作るため、「毎日1ページ本を読む」など小さな行動から積み重ねることが推奨されています。
脳は自分が発する言葉を聞いていて、常に前向きな言葉を発することで、人生は好転していくと思います。
まとめ|『神メンタル』を読むべき人
『神メンタル』は、自己啓発にありがちな「根性論」や「精神論」ではなく、脳科学と心理学をもとにした実践的な思考法を教えてくれる本です。
特におすすめしたいのは次のような人です:
- すぐに「無理だ」と諦めてしまう人
- 自分に自信が持てない人
- 目標はあるが、行動が続かない人
- もっと前向きに生きたい人
この本を読むことで「心の操縦席」を取り戻し、人生を自分の望む方向へ進めるヒントが得られます。
私自身も「できない理由」ではなく「できる方法」を考える習慣を意識するようになり、日々の行動が少しずつ変化してきました。
「どうせ変わらない」と諦める前に、一度手に取って読んでみることをおすすめします。
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