体力がもたない・翌日筋肉痛がひどい…
それ、乗馬初心者がちゃんと上達しているサインです。
ぐったりするほど、ちゃんと乗馬してます
レッスンが終わった瞬間、
足がガクガク、息が上がって、頭はぼーっと。
家に帰ってソファに座ったら、もう動けない。
翌朝は太もも・お尻・背中がバキバキ。
「体力なさすぎ?」
「自分、乗馬向いてないのかも…」
「これ、続けられるのかな…」
──ちょっと待ってください。
それ、ほぼ全員が通る道です。
インストラクターとして18年以上、
本当にいろんな初心者さんを見てきましたが、
最初から楽そうに乗れる人はほぼゼロ。
でも安心してください。
この記事を読み終わる頃には、
- なぜこんなに疲れるのか
- なぜ筋肉痛が出るのか
- なぜ「体力がない=向いてない」じゃないのか
全部つながって理解できます。
そしてきっと、
「次も行ってみようかな」
そう思えるはずです。

目次
解決策8選|体力・筋肉痛の正体を知れば不安は消える
解決策① 乗馬は「見た目より100倍キツい全身運動」
まず大前提。
乗馬って、
座ってるだけに見えて、実は超ハードです。
使っている筋肉👇
- 太もも(内・外)
- お尻
- お腹・背中(体幹)
- 股関節まわり
- 足首・ふくらはぎ
しかもこれ、
ずっと微調整しながら使い続ける筋肉。
ジムで言うと
「プランクを30分やり続ける」
みたいな負荷です。
そりゃ疲れます。
その証拠に僕らインストラクターも正月休みなどで3日間も馬に乗らないと、3キロはすぐに増量しちゃいます(笑)
それだけ馬に乗るということは、なかなかの全身運動ですし、疲れて当然なんです。
解決策② 体力がない=向いていない、は完全な誤解
ここ、声を大にして言います。
体力がない人ほど、最初はキツい。
でも、体力がない人ほど伸びます。
なぜか?
- 無駄な力を使わない
- 馬の動きを感じようとする
- 休むタイミングが上手い
これ、全部上達要素です。
実体験ですが、
「最初から余裕そうな人」より
「毎回ヘトヘトな人」の方が
半年後に安定していること、めちゃくちゃ多いです。
解決策③ 疲れるのは「力んでいる」証拠でもある
初心者の疲労あるある👇
- 肩がパンパン
- 手がだるい
- 太ももが張る
これ、
馬にしがみついている状態です。
怖さ・緊張があるうちは当然。
でも上達すると、
- 力を抜く
- 馬の動きに任せる
- 必要なところだけ使う
こうなってきます。
結果👇
同じレッスンなのに、疲れ方が全然違う。
力の抜きどころが分かると、乗馬を楽しむ余裕が生まれてきます。
解決策④ 筋肉痛は「使えていなかった筋肉が目覚めた証拠」
翌日の筋肉痛、
不安になりますよね。
でもこれ、
悪い筋肉痛じゃありません。
乗馬でよく痛くなる場所👇
- 内もも
- お尻
- 腰回り
- 背中
ここ、
日常生活ではほぼ使いません。
つまり、
今まで眠っていた筋肉が、ちゃんと仕事した証拠。
続けると、
- 痛みが軽くなる
- 回復が早くなる
- 同じ動きでも疲れにくくなる
必ず変わります。
解決策⑤ 「筋肉痛=休まなきゃ」は半分正解、半分不正解
強い痛みのときは休んでOK。
でも、軽い筋肉痛なら👇
- ストレッチ
- 軽い散歩
- お風呂で温める
これだけで回復が早まります。
完全に動かさないと、
逆に長引くことも多いです。
解決策⑥ レッスン前後のケアで疲れ方は激変する
実践してほしい3つ👇
① レッスン前:股関節ストレッチ(1分)
→ 足が前に流れにくくなる
② レッスン後:太もも・お尻ストレッチ(3分)
→ 翌日のダメージ激減
③ 帰宅後:湯船に浸かる
→ 血流が回復
これだけで
「翌日が別人」になります。
解決策⑦ 実は「疲れなくなる瞬間」は突然くる
多くの初心者さんが言います。
「ある日、あれ?今日そんなに疲れてない…って思いました」
この瞬間、
- バランスが取れ始め
- 馬に任せられ
- 余計な力が抜けた
証拠です。
体力がついたというより、乗り方が変わった。
これ、確実に全員来ます。
解決策⑧ 「しんどかった日は、成功している日」
インストラクター目線で言います。
- ヘトヘト
- 足プルプル
- 筋肉痛
この日は、
ちゃんと乗馬してます。
何も感じない日の方が、
実は怖いくらい。
しんどい=失敗
ではありません。
しんどい=前進
です。

まとめ|体力も筋肉痛も、あなたを裏切らない
体力がもたない。
筋肉痛がひどい。
それは、
あなたの体が乗馬に順応し始めているサイン。
向いていないんじゃない。
遅れているんじゃない。
むしろ、
正しい道を通っている。
次のレッスンでは、
- 疲れてもOK
- 痛くてもOK
- できなくてもOK
「今日も乗れた」
それだけで合格です。
乗馬は、
体力勝負じゃありません。
続けた人が、必ず楽になります。
次も、馬に会いに行きましょう🐎🔥
その一歩が、確実に未来を変えます。



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