馬が本当に喜ぶ瞬間⑦選|現役乗馬インストラクターが現場で見た“ご機嫌サイン”と再現方法

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「この馬、今ちょっと不機嫌かも…」
「どうしたらもっと信頼してくれるんだろう?」

18年以上、毎日馬と向き合ってきて思うのは、
馬はとても正直で、喜びも不満も全部態度に出る生き物だということです。

実は、馬が「嬉しい」「心地いい」「この人好きかも」と感じる瞬間には、
はっきりした共通点があります。

今回は、現役乗馬クラブインストラクターの立場から、
**現場で何度も見てきた「馬が明らかに喜ぶ場面⑦選」**を、
✔ 実際のエピソード
✔ 初心者でも再現できる方法
とセットで解説します。

「馬の気持ちがわかるようになりたい」
そう思ったことがある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

馬との関わり方を学べる書籍の紹介記事です🐎

イラストでわかるホースコミュニケーションを読んでの解釈|馬が変わる10の実践ポイント【初心者必読】 | 馬と向き合って18年


目次

① 餌がもらえる|やっぱり一番わかりやすい喜び

実際の事例

飼い桶の音がした瞬間、
耳がピンと立ち、首を伸ばしてこちらを見る。
中には小走りで寄ってくる馬もいます。

そして、「ブブブッ!」と鼻を鳴らして興奮気味に近寄ってくる。

これはもう、誰が見ても「嬉しい!」のサイン。

再現する方法

  • レッスン後や手入れ後に決まった流れで少量のおやつ
  • 手から与えるときは
    • 手のひらを平らに
    • 焦らせず、落ち着いて

※与えて良いかは必ずクラブルールを確認
👉 「安心+予測できる行動」が喜びにつながります。

僕は上手く運動できたときに少量の人参を与えます。

厩舎にいる時は乾草を手渡しで与えて、餌をくれる人=いい人→ちゃんと言うことを聞こう!

という流れに持っていきます(笑)


② 褒められる|声と空気で伝わる

実際の事例

うまく動けた直後に
「いい子」「その調子」「よしよし」
と声をかけると、
フッと首が下がり、耳が後ろにゆるむ馬がいます。

これはリラックスと満足のサイン。

再現する方法

  • 高い声より、落ち着いた低めの声
  • タイミングは
    • 正解の直後
    • 力を抜いた瞬間

馬は言葉より
声のトーンと雰囲気を感じ取っています。

馬は人が思っているよりも声のトーンを聞いています。

そして、記憶力が良いので毎回褒める習慣をつけましょう!🐎


③ 放牧させてもらえる|心も体も解放される時間

実際の事例

放牧地に出した瞬間、

  • ゴロンと寝転ぶ
  • 軽く走る
  • 草を食べながら目を細める

これは「やっと自由になれた!」という喜び。

再現する方法

  • 無理に触らず、最初は距離を保つ
  • 呼べば来る、来なくてもOK
  • 見守るだけでも十分

👉 「干渉しない優しさ」が馬を喜ばせます。

馬は犬のようにベタベタとスキンシップをされることを好みません。

まったく構われないのは良くないですが、構われすぎても機嫌を損ないます。

その馬にとって、適度な距離感を取って接してあげると、信頼関係構築に繋がります。


④ 運動させてもらえる|実は働き者

実際の事例

適度な運動後、
汗をかき、呼吸が整ったあとに
満足そうに立ち止まる馬

特に、
「わかりやすい合図でスムーズに動けた日」は
明らかに表情が違います。

再現する方法

  • ダラダラ乗らない
  • 合図はシンプルに
  • できたらすぐ緩める

👉 動いて→理解できて→休めるが最高のご褒美。

逆に馬にとって理解できない運動は不快に感じる場合があるので注意しましょう!


⑤ ブラッシングされる|正しくやれば至福の時間

実際の事例

  • 唇がピクピク動く
  • 目を閉じる
  • 首をこちらに預けてくる

これは完全に「気持ちいい…」状態。

再現する方法

  • 最初は首・肩など安全ゾーンから
  • 力は自分が気持ちいいより少し弱め
  • 嫌がったら即やめる

馬ごとに
「好きな場所・嫌いな場所」は違います。

本来、馬の皮膚は人が思っている以上に敏感で、それぞれ感じ方が異なります。

個々にあった場所、力に入れ方を探してあげましょう🐎


⑥ マッサージされる|信頼関係が一気に深まる

実際の事例

手のひらでゆっくり円を描くと、

  • 深く息を吐く
  • 体重を預けてくる

ここまで来たら、
かなり信頼されています。

再現する方法

  • 指ではなく手のひら全体
  • 強く押さない
  • 呼吸を合わせるイメージ

👉 「触る」より
👉 「寄り添う」感覚

馬が信頼してくれたと感じる瞬間は何物にも代えがたい喜びで満たされるはずです!


⑦ 外で散歩|世界が広がる喜び

実際の事例

馬場を出た瞬間、
耳が前後に忙しく動き、
キョロキョロしながらも落ち着いて歩く。

これは
好奇心と安心が両立している状態です。

再現する方法

  • いきなり引っ張らない
  • 馬のペースを尊重
  • 危険を感じたら無理しない

外に出ること自体が
馬にとって大きな刺激であり、喜びです。

馬が感じる世界を人も感じるつもりで接すると心が通い合う瞬間が必ず訪れます。

合わせて読むと馬の気持ちが理解できるようになります🐎

レッスン中の馬が怖がる場面⑪選|現役インストラクターが教える“あるある事例”と安全な対処法 | 馬と向き合って18年


まとめ

馬が喜ぶ瞬間に共通しているのは、
「安心・理解・解放」

  • 無理をさせない
  • 気持ちを尊重する
  • 良い行動をちゃんと伝える

それだけで、
馬は驚くほど素直に応えてくれます。

「上手に乗る」前に、
「馬に好かれる関わり方」を大切にしてみてください。

馬と心を通わす瞬間が乗馬の醍醐味です。

是非、この瞬間から馬と仲良くなれるように頑張りましょう!🐎

より詳しく馬の生態を知れる書籍の紹介記事です!

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