【試合前1週間の過ごし方】 競技前の1週間で差がつく!インストラクターが実践してきたリアルなスケジュール

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こんにちは!かずまるです🐎

競技会の前って、どう過ごせばいいんですか?

インストラクターやってて、これほんまによく聞かれます。

練習を追い込むべきか、休ませるべきか、前日は乗るべきか……答えがわからなくてモヤモヤしてる人、めちゃくちゃ多いんです。

なんでこんなに迷う人が多いかというと、「正解が人によって違う」って言われることが多いからだと思います。

確かに馬によって、人によって、多少の違いはあります。

でも、大まかな方向性はあるんです。

僕自身もインストラクターとして競技に出てきた経験と、生徒さんを数多く競技に送り出してきた経験から、「これをやっておけばまず間違いない」という1週間のスケジュールがあります。

今回はそれをそのままお伝えしますね!


目次

まず大前提:1週間前から「新しいことはしない」

これ、一番大事なので最初に言っておきます。

競技の1週間前から、新しい練習・新しい試みは一切しない!

直前に新しいことをやると、馬も人も混乱します。

「先生に言われたこと試してみよう」とか「もっと手綱を短くしてみよう」とか、直前にやりがちなんですが、これが本番を崩す一番の原因だったりします。

私が見てきた中で、直前に「良かれと思って」やったことが裏目に出てしまったケースがほんとに多い。

馬って敏感なので、いつもと違うことをされると「あれ?」って反応します。

それが本番のバタつきにつながるんです。

この1週間は「今できることを確認して整える」期間です。

新しいことは全部、競技が終わってからにしましょう。


7日前〜5日前:確認と調整の時期

練習内容はこんな感じで

  • いつもより少し短め(30〜40分くらい)
  • 演技の通し練習を1〜2回
  • 苦手な動作だけ単独で確認する

ここでの通し練習の目的は「問題を発見すること」です。

「あ、ここの移行がまだ不安定やな」「この隅角がいつも甘くなるな」

って気づいたことを、残り日数でどこまで整えられるかを考えます。

ただし、ここで問題が出ても焦らないことが大事。問題が出たということは「本番前に気づけた」ってことです。

ラッキーと思いましょう(笑)

馬の状態チェックも忘れずに

  • 歩様の乱れ、脚の腫れや熱感がないか
  • ご飯や水をいつも通り食べてるか
  • 気分はどうか(いつもより気難しくないか、逆に元気がなさすぎないか)

競技会の直前に馬の体調不良が発覚するのが一番困るパターンです。

7日前から意識して観察しておくことで、早めに対処できます。

インストラクターへの共有はここで!

このタイミングで「今の状態」をインストラクターに共有しておくのがベストです。

「○○がちょっとぎこちない」「いつもより重い気がする」「右への移行がまだ不安定」など。

直前に言っても対処できないことがあります。

5日前なら、残りの練習でフォローする時間がまだあります。


4日前〜3日前:軽め・とにかくリラックス重視

練習内容はこんな感じで

  • 軽いハッキングや常歩メイン
  • 演技の通し練習は1回だけ
  • 調子が良くても絶対に追い込まない

ここが一番の我慢どころです

馬の疲れって、2〜3日後に出ることがあるんです。

本番3日前に「調子いいし追い込もう!」ってやると、当日にその疲れがピークになることも。

わかってても追い込みたくなるんですよね(笑)。

「今日すごく調子良かった。もう少し練習したい」って気持ち、めちゃくちゃわかります。

でもここはぐっと我慢です。

私も競技に出てたころ、この時期に追い込んで本番の動きが重かった経験があります。

「あのとき我慢しておけばよかった」って後悔は一度や二度じゃないです。

その失敗があるから自信を持って言えます。

3日前以降は絶対に追い込まないで!

自分のメンタル管理も意識して

不安が出やすいのもこの時期です。

「あそこがまだ不安」「もっと練習したい」って気持ちが出てきます。

でも、ここで「今の状態で出る」と腹を決めることが大事です。

本番当日に急激に上手くなることはありません。

今の自分で出来ることをやりきる、という気持ちで臨む方がいい演技につながります。


2日前:最終確認と持ち物の準備

練習はさらっと

  • 演技の一部だけ確認(全部通さなくてOK)
  • 問題なければ短時間で切り上げる
  • ここで問題が出ても新しい対処はしない

2日前に「やっぱりここが不安」と感じても、新しい練習方法を試すのはNGです。

今できることを確認するだけでいい。

用具の準備はここで全部済ませる!

これ、めちゃくちゃ大事です。

前日に焦って準備するとミスが出やすいので、2日前に全部終わらせましょう。

チェックするもの:

  • 馬具の点検(金具の緩み・革のひび割れ・縫い目のほつれ)
  • 競技用装束の確認(汚れ・破れ・ボタンの取れかけ)
  • ヘルメット・ブーツ・キュロットの状態
  • 提出書類・ゼッケン・プログラムの確認
  • 馬の輸送に関する準備(馬運車・輸送装具)

あれがない!」って前日に気づくと焦りますし、当日の朝に気づくともっと焦ります。

2日前に全部確認しておけば、前日は落ち着いて過ごせます。

僕は前日に焦って準備をしてヘルメットを忘れたことがあります(笑)

みなさんは同じ失敗をしないように!


前日:「乗る?乗らない?」問題に答えます

これもよく聞かれる質問です。答えはズバリ……

軽く乗る方がいい!

まったく乗らないと、馬も人も翌日に体のスイッチが入りにくくなります。

「久しぶりに動く」感じになってしまうんですよね。

前日は15〜20分、常歩と軽い速歩だけで十分。

馬の状態を確認しながら、リラックスした時間を過ごすだけでいい。

「今日は軽くお散歩」くらいの気持ちで乗る感じです。

ただし、前日に問題が出たからといって修正しようとしないこと。

「あ、今日少し重いな」と思っても、それは当日も同じような状態でいる可能性が高い。

それを前提として当日の演技を組み立てる、くらいの気持ちで臨みましょう。

前日の夜にやっておくこと

  • 当日のスケジュールを頭の中でシミュレーション(何時に起きて、何時に馬場入りして、何時にウォームアップ開始して…)
  • 持ち物の最終確認
  • 早めに就寝!(これ大事)

前日の夜って緊張してなかなか眠れないこともありますよね。

それについては次の記事( メンタル術)で詳しく話しますが、とにかく横になって目を閉じるだけでも体は休まります。

眠れなくてもOKくらいの気持ちで。


当日の朝:余裕を持って動くのが全て

  • いつもより1時間早く動く
  • まず馬の状態確認(食欲・歩様・気分)
  • 自分の朝ごはんはちゃんと食べる(空腹で演技すると集中力がガタ落ちします)
  • 会場に着いたら馬に環境を慣れさせる時間をとる

会場での馬の慣れさせ方も大事で、いきなりウォームアップを始めるんじゃなくて、まず馬に周りを見せてあげる時間を作ってください。

知らない環境に急にドーンと入れられると馬は警戒します。

5〜10分歩かせて「ここは安全な場所やで」って伝えてからウォームアップを始める方が、その後の動きが全然違います。


よくある質問:「直前にアドバイスをもらうのはどうですか?」

Q. 競技直前にインストラクターからアドバイスをもらうのはいいですか?

これ、難しいところなんですが……基本的には「直前の新しいアドバイスは受け取らない」方がいいです。

もちろんインストラクターとの関係によりますし、普段から言われてることの確認なら問題ありません。

でも「今日はこれを意識して」みたいな新しい指示を直前に受けると、頭がパンクしやすくなります。

僕がインストラクターとして生徒さんを競技に送り出すときは、前日までに必要なことは全部伝え終わって、当日は「楽しんで来い!」だけ言うようにしてます。

Q. 前日に演技のシミュレーションはした方がいいですか?

した方がいいです!でも「うまくいかなかったらどうしよう」じゃなくて、「うまくいってる自分」をイメージするシミュレーションをしてください。これについても次の記事で詳しく話しますね。


まとめ:1週間前からが勝負!

時期やること
7〜5日前演技確認・馬の状態チェック・インストラクターに共有
4〜3日前軽め・リラックス重視・追い込まない
2日前最終確認・用具準備を全部済ませる
前日軽く乗る・スケジュール確認・早寝
当日朝1時間早く動く・ご飯食べる・馬を慣れさせる

試合は当日だけで決まるものじゃないです。この1週間の積み重ねが本番の出来を左右します。

「やることが多そう…」って思った人もいるかもしれませんが、慣れてくると自然にできるようになります。

最初の1〜2回はこの記事を見ながらやってみてください。

次の記事では、本番当日に頭が真っ白にならないためのメンタル術をお伝えします。

技術じゃなくてメンタルの話なので、競技経験がある人もない人も読んでみてください!

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