こんにちは!
今回の記事は乗馬初心者が抱える不安や悩みについて考えようと思います。
当たり前ですが、馬はとても大きいです💦
それだけでも怖いと思う人は多いと思います。
僕も乗馬を始めたのは大人になってからですし、その当時は馬🟰怖いという感じでした。
その当時を思い返して、みなさんの不安に応えていこうと思います!
この記事を読んで少しでも不安が解消されて、楽しく馬に接して乗馬を楽しめるようになれば嬉しいです😁

目次
初心者が抱える不安5選
1.馬が何を考えているかわからない
みなさんはペットを飼ったことがありますか?
代表的なペットで言うと犬、猫、ハムスターあたりでしょうか。
毎日接していると
「この子は怒っているかな?」
「機嫌良さそうだな」
「お腹空いてそうだな」
など、感情がわかるようになると思います。
その際に表情、耳の動き、しぐさ、しっぽの動きなどを見て、どういった感情かを判断するはずです。
馬も一緒でそういった一つ一つの動きを見て僕らは感情を判断します。
結局不安を増大させてしまうことは「知らない」ことが原因です。
まずは実際に馬と接してみて、観察してみてください。
色々なことが見えてくるはずです。
代表的なこととしては、馬は耳に感情が現れやすいです。
耳を絞っている→怒っている、不快に感じている
落ち着きなく動いている→不安、感情が不安定
ある一定方向を向いている→その耳の先に何か興味がある何かがある
など、耳一つの動きでめちゃめちゃ情報を得ることができます。
迷ったら、まず馬の耳を観察しましょう。
きっと分かり合えるきっかけが掴めるはずです。
馬の生態を知れる書籍もたくさんあります。
書籍でも情報を得ながら馬という動物を理解していきましょう!
2.落馬したらどうしよう
馬に乗っていると落馬してしまうことがあります。
僕も始めたての頃は良く落馬していました笑
最近は落馬することもほぼほぼなくなりました。
18年間欠かさず馬に乗り続けていることもありますが、馬上でのバランスは一朝一夕で保てるものではありません。
大事なことはいきなり走ろうとすることではなく、
止まる→歩く→走る
という基礎的な内容の反復を行うことです。
しっかり止まる時のバランス→歩く時のバランス→走る時のバランス
これらを継続して行うと、ちょっとしたことではバランスを崩さなくなります。
そして、継続して練習していると馬の動きを早めに予測して対処することができるようになります。
跳ねそうであったり、暴れそうな時に手綱を引いたり上体を起こしたりして落馬を回避できるようになります。
継続して練習していくことが落馬を防ぐ近道です。
3.周りの人と比べてしまう
みなさんは周りと比べて自分は上手に乗れないと不安に思うことはありますか?
僕がレッスンをしていて、こういった悩みをよく聞きます。
あの人のようにうまく乗れない。。。
もうやめようかな
ちょっと待ってください!!
乗馬というスポーツはまず一つ、動物を扱う競技です。
そして、人馬共に男女の区別なく老若男女誰でも乗れます。
つまり、馬も人も全てが幅広く、不確定要素が多いのです。
例えば伸長200センチの男性と130センチの小学生が同じ馬に騎乗すると、馬への扶助の送り方からバランスのとり方まで何もかもが違います。
比べるまでもない、というか比べる意味がないですよね?
そんなことに不安を抱くのではなく、
比べる相手は「昨日の自分」だけ 経験・年齢・体格が違うことを理解する 小さな成長(怖さが減った等)も上達と認める。
これが大事です!
自分史上最強を目指していく。
これが一番目標としては良いと思います。

4.馬に嫌われていないか心配
馬は「感情」より「わかりやすさ」で動きます。
例えば、馬に歩いてもらう時に人の扶助としては、脚(足で圧迫)や軽打(キック)を行います。
また、馬を止めたいときや減速させたいときは手綱を引きます。
これらを組み合わせて馬に合図を送ります。
しかし、上手くコントロールできない時は馬を走らせたいのに、
脚を使いながら(アクセル踏みながら)、引っ張って(ブレーキ)してしまっている方が多いです。
無意識にそうしてしまっている場合も多いですが、馬からしたら
アクセル踏みながらブレーキかけられているので、
「わけわからん!!」「どうすればいいの?」
という感じになり、コントロールできなくなります。
そうではなく、
馬を動かしたいとき=脚を使う 手綱緩める 前に進める
馬を止めたいとき=脚をやめる 手綱引く 止まれる
という風に騎乗すると馬も理解しやすいです。
いうことを聞いてくれないのは、決して馬に嫌われていると思わず、自分の合図を改善すれば理解しやすいのでは?と考えてみてください。
きっと馬はあなたの合図に応えてくれるはずです!
👉 馬は“上手な人”より“分かりやすい人”が好きです。
5.用具や専門用語が分からない
乗馬で使われる言葉には、普段の生活で使用しない言葉に溢れています。
例えば、「常歩」
この漢字読めますか?
じょうほ?
つねあゆ?
正解は「なみあし」です!
って読めるわけないやん!!
と18年前に先輩に聞かれたときに心のなかで突っ込んでいたことを思い出します。
こんな調子で、分からないことのオンパレードでした。
最初の乗馬レッスンでも、言われていることの1割ぐらいしか頭に残っておらず、不安しかなかったです。
おそらくみなさんも不安いっぱいでレッスン前日は夜も眠れないでしょう🤷♂️
はっきり言ってそれが普通です。
むしろ、初めからすべてを理解する方は皆無です。
分からない方をサポートする為に僕らインストラクターが存在します。
解決策
- 分からない言葉はその場で止めて聞く→レッスン終わりにノートに書き記して覚えましょう
- 全部覚えようとしない→聞いたことは確実に忘れます。1割でも覚えられたらオッケーです!
- 「今日はこの3つだけ覚えよう」でOK→3つ覚えられたら10回乗ったら知識は30個になります。十分すぎます。
👉 専門用語が分からないのは、初心者の義務です。

まとめ
いかがでしたか?
当てはまる項目が必ずあったはずです。
みなさんのお気持ちはいたいほどわかります。
なぜならば、僕も体験して苦悩して通ってきた道だからです。
乗馬は奥が深くて難解です。
18年馬と関わってきましたが未だに分からないことだらけです。
だからこそ、辞められないなと日々感じています。
わからないことがあれば僕らインストラクターを頼ってください。
これからもみなさんにとって有益な情報を発信をしていきます!!
よろしくお願いいたします😊

