「前傾しちゃってますよ~」
「もっと体起こして!」
レッスンで言われたら、正直ちょっとグサッと来ませんか?
自分では
・ちゃんと座っているつもり
・むしろ姿勢は意識している
・怖くないように前に寄っているだけ
なのに、気づけば
「上半身が前のめり」
「バランスが崩れている」
「もっと起こして」
……言われ続ける。
実はこれ、
初心者だけじゃありません。
むしろ、ある程度慣れてきた人ほどハマりやすい罠です。
この記事では
✔ なぜ前のめりになるのか
✔ なぜ「背筋を伸ばす」だけでは治らないのか
✔ 今日のレッスンから変えられる具体策
を、現場目線+体験談ありで解説します。
目次
「前のめり=悪い姿勢」じゃない?意外な真実
多くの人が
「前のめり=怠けている」
「体幹が弱い」
と思いがちですが、実は違います。
前のめりになる人の多くは、むしろ一生懸命に頑張っている方が多いんです!🐎
・落ちないように
・馬の邪魔をしないように
・言われたことを守ろうとして
結果、
体が“頑張りすぎて”前に行っているんです。
つまりこれは
👉 姿勢の問題ではなく、無意識の防衛反応
ここを理解しない限り、
何回レッスンを受けても直りません。
なぜ気づいたら、バランスが前に行ってしまうのか?
自分ではそのつもりがないのに、気づいたら前傾してしまっていることないですか?
自分が騎乗している姿を動画や鏡で確認して、愕然としたことが僕はあります。
なぜか?理由は簡単。
👉 恐怖と不安が増えるから
・落ちたらどうしよう
・馬が急に動いたら
・速くなったら耐えられない
この不安を消そうとして
人は自然と
前にしがみつく姿勢になりがちです。
つまり
前のめりは「心の状態」が作っている。
ここを無視して
形だけ直そうとすると、必ず戻ります。
上半身が前に倒れる本当の原因は「下半身」にある
ここが意外ポイントです。
前のめりの原因は
👉 上半身ではありません。
多くの場合、原因は
✔ 太ももで挟みすぎ
✔ 膝が固まっている
✔ 鐙に立ってしまっている
= 下半身が“逃げ場”を失っている状態
下半身が不安定だと
人は無意識に
「上でバランスを取ろう」とします。
その結果、前のめり。

解決策5選
「前に倒れない」ではなく「預ける感覚」を作る
【体験談】
新人時代の僕も、
めちゃくちゃ前のめりでした。
注意されるたび
「もっと姿勢良くしなきゃ」
と力を入れて、悪化。
転機は
“馬に預ける”と言われた瞬間。
・背筋を伸ばす → ❌
・力を抜いて重さを下に落とす → ⭕️
これだけで
上半身は勝手に起きます。
太ももで挟まない勇気を持つ
怖いと
無意識に太ももでギュッと挟みます。
でもそれ、
✔ 鐙が踏めない
✔ 股関節が固まる
✔ 上半身が逃げる
悪循環。
【ポイント】
👉 太ももは「触れているだけ」
👉 重さはお尻に落とす
これだけで
前のめりは激減します。
「目線」を変えるだけで体は変わる
意外と見落としがちですが
目線は姿勢を支配します。
・下を見る → 前のめり
・馬を見る → 巻き込み
・進行方向を見る → 安定
【体験談】
初心者さんに
「前の騎乗者の頭をぼんやり見てください」
と言うだけで、
姿勢が一気に変わること、よくあります。
鐙を「踏む」のをやめる
前のめりの人ほど
鐙を踏み込んでいます。
👉 立とうとしている証拠。
【修正イメージ】
・踏む → ❌
・ぶら下がる → ⭕️
鐙は
「体重を乗せる場所」ではなく
「足の重さを預ける場所」。
鐙の詳しい踏み方はこちらの記事を✔!
鐙がすぐ外れるのはセンスじゃない!初心者が知らない10の原因と即効リカバリー術 | 馬と向き合って18年
馬の動きを“先読みしない”
前のめりになる人は
・次に何が起きるか
・馬がどう動くか
を先に考えすぎます。
でも実際は
👉 起きてから対応すれば十分。
今この瞬間に乗る。
それだけで
体は自然に真ん中に戻ります。
不安が膨らんでくると、気づいたら前のめりになってしまいます。
「直そう」としない勇気
これ、かなり大事です。
「前のめりを直さなきゃ」
と思うほど
体は固まり、前に行きます。
【現場での声かけ】
× 姿勢直して
○ そのまま楽にリラックスして座って
結果、
勝手に起きる。

まとめ
前のめりは「下手だから」じゃない
上半身が前のめりになるのは
✔ 真面目な証拠
✔ 一生懸命頑張っている証拠
だから、
責めなくていいんです。
次のレッスンでは
・直そうとしない
・下に重さを落とす
・前を見て乗る
これだけ意識してみてください。
きっと
「あ、前に行ってないかも」
そんな瞬間が来ます!
前を向いて頑張りましょう!🐎


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