イラストでわかるホースコミュニケーション要約|馬が変わる10の実践ポイント【初心者必読】

おすすめ書籍レビュー

脚を使っても馬が動かない
合図は出してるのに、無視されてる気がする
自分、乗馬向いてないのかも…

──もし一度でも、そう感じたことがあるなら。
それ、あなたの技術不足じゃありません。

正直に言います。
馬が動かない原因の9割は“乗り手の脚”じゃなく、“コミュニケーションのズレ”です。

今回紹介する
**『イラストでわかる ホースコミュニケーション』**は、
「どう乗るか」より前の
**「どう馬と関わるか」**を、驚くほど分かりやすく教えてくれる一冊。

しかもこの本、
✔ 難しい理論ほぼなし
✔ イラスト多め
✔ 初心者がつまずくポイント直撃

18年間、現場で初心者を見てきた僕が断言します。
この考え方を知るだけで、馬の反応は確実に変わります。

この記事では

  • 本の要点
  • 現場で「本当に効いた」実体験
  • 次の騎乗ですぐ試せる形

に落とし込んで、実践ポイント10個にまとめました。

読み終わる頃にはきっと、
「早く次、乗りたい…!」
って思ってもらえるはずです🔥


目次

② 書籍の実践ポイント10選!

① 馬は「人の感情」を先に読む

この本で一番大事な前提。

馬は合図よりも
人の緊張・迷い・イライラを先に感じ取ります。

人の「雰囲気」「空気感」を感じちゃうんですね😢😢😢

▶ 実体験
初心者さんが上手くいかない時、
脚や手綱よりも先に
「呼吸が浅い」「肩が上がってる」ことがほとんど。

▶ 実践
乗る前に深呼吸3回。
これだけで馬の初動が変わること、本当に多いです。

馬にどう見られているかを考えることから、馬とのコミュニケーションが始まります🐎


② 近づき方で「その日の騎乗」が決まる

馬房・繋ぎ場での第一印象、超重要。

▶ 本のポイント
正面から、穏やかに、一定のスピードで近づく。

▶ 現場あるある
いきなり無言で横から近づく → 馬、警戒モード。

▶ 実践
「おはよう」って声かけてから触る。
これ、冗談抜きで効きます。

僕も毎朝「おはよう!」と声をかけて、首筋をなでるようにしています。


③ 触り方は「強さ」より「一貫性」

優しく撫でてる“つもり”が、
実はチョコチョコ触ってるだけ…よくあります。

▶ 馬は
一定の圧=安心
不規則=不安

▶ 実践
撫でるなら
同じ場所・同じ強さで3秒以上。

馬がどう感じるかを常に考えましょう!


④ 馬は「圧が抜けた瞬間」を学習する

これ、初心者さんに一番伝えたい。

▶ よくある間違い
動いた後も脚を使い続ける。

▶ 馬の学習
「動いたら楽になる」

▶ 実践
一歩出たら
すぐ脚を抜く。
褒める。

馬は「褒められる」ことを理解しています。

常にオーバーにムツゴロウさんのように褒めまくりましょう!🐎


⑤ ハンドリングは“引く”より“導く”

引っ張る=抵抗を生む。

▶ 本の考え方
「行きたい方向を示す」

▶ 実践
リードは
真っ直ぐ前、テンション最小。
止まったら引かずに一度緩める。

馬に自分の意志を手綱を通して伝えましょう!


⑥ 馬が止まるのは「考えている」サイン

止まる=反抗
ではない。

▶ 実体験
怖い・分からない・迷ってる。

▶ 実践
一度待つ → 小さく合図 → できたら大げさに褒める。

常に馬が理解しやすい合図を心がけましょう!


⑦ 馬の「YES」はとても小さい

人は大きな反応を求めがち。

▶ 馬のYES
耳が一瞬向く
体重が少し動く

▶ 実践
小さな変化を見逃さない。
そこを褒める。


⑧ 馬は「矛盾」が一番苦手

脚で前、手で止める。
…そりゃ混乱します。

▶ 実践
合図は一つずつ。
前なら前、止めるなら止める。

シンプルに分かりやすく!

これが馬に扶助を伝える大原則です!


⑨ 上手い人ほど「何もしない時間」が長い

これ、衝撃ポイント。

▶ ずっと合図 → 馬、無視
▶ 静か → 馬、集中

▶ 実践
動いてる時は
余計なことをしない。

最小限の扶助を心がけましょう!


⑩ 最後は「成功体験」で終わらせる

少しでも良かったら、そこで終わる。

▶ 実体験
最後が成功だと
次回の反応が全然違う。

▶ 実践
100点じゃなくて60点でOK。

どうしても、上手くいったらもっと続けたくなってしまいます。

馬からしたら、「しつこい!」と思っちゃいますよね(笑)

上手くいったらあっさり終わるのがお互いにとって良いです!


③ まとめ(前向き・次に繋げる)

乗馬って、
「上手く乗れるか」よりも
**「馬と通じ合えたか」**のスポーツです。

この本を読んで改めて感じたのは、
馬は最初から、ちゃんと聞く準備をしてくれている
ということ。

変えるべきなのは、
強い脚でも、引く手綱でもなく、
人の関わり方。

次に馬に乗るときは、
✔ 深呼吸して
✔ 声をかけて
✔ 小さな反応を褒める

それだけでいい。

きっと馬は、
「お、今日は話が通じるな」
って顔をしてくれます。

大丈夫。
あなたは、ちゃんと乗馬向いてます🐎🔥

次の騎乗、楽しんできましょう。

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